iPhoneのiOSを脱獄しないでダウングレードする方法!

iPhone

この記事ではiOSをアップデート前のものに戻す方法を紹介しています。

iOSのアップデートをしたら、バッテリーの持ちが悪くなった、アプリの調子が悪くなった、仕様が変わって使いづらくなった、などの理由でアップデートしたことを後悔することがありますよね。

実はiOSは条件を満たしていれば、アップデート前に戻すことができるんです。

今回はその条件と方法について解説します。

タイトルには「iPhoneの」と記載していますが、iOSを搭載するiPadやiPod touchでも同様の方法でダウングレードすることができます。

前のiOSにダウングレードする条件

その条件とはとてもシンプルで、Appleが古いiOSのインストールを許可しているかどうかです。大抵の場合、最新の1つ前~4つ前くらいまでの比較的新しいiOSへのダウングレードしか許可していません。iOS13.2.3の1つ前というと、iOS13.2.2です。iOS12のことではありませんのでご注意ください。

ダウングレード可能なiOSのバージョンを調べる方法ですが、このサイトで確認することができます。

サイトにアクセスしたら、ダウングレードしたい端末を選択します。iPhoneの場合は「iPhone」を選択します。

端末の種類をさらに細かく指定します。iPhone8の場合は、「iPhone8」をクリックします。

GSMモデルとGlobalモデルがありますがご自身のiPhoneの機種IDに一致する方を選択します。機種IDを調べる方法はこちらの記事をご確認ください。

ご自身のiPhoneの機種IDがわかったらそれに一致する方のファイルをダウンロードするのですが、一度先に進まないと機種IDがでてきません。試しにGSMモデルをクリックしてみます。

緑色のSigned IPSWsの方であれば、ダウングレード可能です。赤色のUnsigned IPSWsはAppleがインストールを許可していないバージョンとなります。 こちらはパソコンにダウンロードすることはできますが、iPhoneにインストールすることができません。

2019年11月20日現在、iOS13.2.3(最新バージョン)、一つ前のiOS13.2.2であればインストールできます。

緑色の枠の中から、希望するiOSのバージョンを選択してください。

機種IDが表示されているので、ご自身のものと一致することを確認します。

機種IDがご自身のものと一致するなら、ダウンロードボタンを押してダウンロードしておきましょう。一致しない場合はiPhoneの選択肢に戻り、Globalモデルを選択し直してください。

※アップデートのときもそうなのですが、iOSをインストールする際は間違いない手順で行っても、途中で失敗してしまうことがあります。バックアップを普段取っていないという方は、作業前に必ずバックアップを作成しておきましょう。

ダウングレードに必要なもの

・PC(iTunesがインストールしてあるもの)

・ダウングレードしたいiOSのファイル(iPSW)

iTunesのバージョンが古いとこの先の手順が行えない可能性があるためご注意ください。iOSのファイルは先程ダウンロードしたものです。

手順

1.「iPhoneを探す」をオフにする

ダウングレードしたい端末の「設定」の一番上にある検索バーに「iPhoneを探す」と入力してください。

オンになっている場合は、Apple IDのパスワードを入力してオフにします。

2.iTunesを使ってダウングレードする

iTunesを立ち上げ、PCにiPhoneを接続しましょう。

iPhoneが認識されるとiTunesにiPhoneのマークが表示されるので、それをクリックします。

Windowsユーザーの方は「Shift」キーを押しながら、Macユーザーの方は「Option」キーを押しながら、「更新」ボタンを押してください。

先程ダウンロードしたiOSファイル(IPSW)を選択して、アップデートを開始します。異常が起こらなければ、これでiOSのダウングレードが完了します。

 

iOS13.2.2→iOS13.2.3といったようなマイナーアップデートなら問題が発生する可能性は比較的低いですが、iOS12→iOS13のようなメジャーアップデートの際は大きな不具合が発生しがちです。

 

メジャーアップデートを行う際は慎重に、そして最新iOSのリリース直後であればもとに戻せるという選択肢があることを覚えておくと役に立つかもしれません。

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