iPhone5は2020年現在も現役で使えるのか?検証してみた。

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Lightning端子を採用した初めてのiPhone

2012年に発売したiPhone5はそれ以前のiPhoneと大きく異なり話題になりました。それまでiPhoneやiPod、iPadで使用されていた30ピン端子が廃止され、Lightning端子に。このLightning端子はiPhone11でも現役で使用されています。

さらにiPhone7まで見られるアルミニウムの筐体が使われ始めたのもiPhone5からです。iPhoneX、iPhone8以降はワイヤレス充電に対応するために背面はガラスに戻りましたが、今でも背面がアルミニウムのiPhoneを使っているという方も多いのではないでしょうか。

 

また画面サイズはiPhone4Sの3.5インチから4インチに。iPhoneの画面は大型化の一途をたどっており、今となっては4インチのiPhoneは小型といえます。しかしiPhoneSEの根強い人気からもわかるように4インチiPhone復活を望む声が多いのも事実です。

 

今回は発売から8年弱が経過したiPhone5が2020年現在も現役で使用できるのかどうかを検証していきます。

 

iPhone5の特徴

・4インチディスプレイ

最新のiPhone11は6.1インチ、iPhone11 Proは5.8インチあります。iPhoneに限った話ではありませんがスマートフォンの画面は大型化のトレンドが続いており、アメリカ人に比べて手の小さい日本人には少々使いづらいものがあります。4インチディスプレイを搭載した最後のiPhoneであるiPhone SEが今でも人気なのは4インチディスプレイによるものだと言えるでしょう。

 

・iOS10.3.4

iPhone5にインストールできる最新のOSはiOS10.3.4となっており、iOS13とは3世代ほど離れています。LINEなどの主要アプリがiOS10.3.4に入るかどうかは使用する上で大きなポイントになるでしょう。

 

・4G回線に対応

2020年3月現在、モバイル通信としては最新最速の4G回線に対応しています。5Gのサービス開始はもう間もなくであると言われていますが、当分は4Gと共存することになるでしょう。モバイル通信に関しては最新のiPhoneに引けを取らない性能が期待できそうです。

 

・5GHz帯のWifiに対応

Wifiには古くから利用されている2.4GHz帯と2008年頃から使われている5GHz帯が存在します。5GHz帯の方が通信速度は速いのですが、公共Wifiなど多くのWifiは今でも2.4GHz帯です。iPhone5はどちらにも対応しており、wifi接続に関しても最新のiPhoneと比較して問題はなさそうです。

さらに詳しいiPhone5の技術使用はこちら

主要アプリをインストールしてみよう

・LINE

使用可能

互換性のある旧バージョンをインストールできました。最新バージョンでなくとも殆どの機能は使えますので、問題ないでしょう。

・Facebook

使用可能

最新バージョンをインストールすることができました。

・Instagram

使用可能

互換性のある旧バージョンをインストールできました。こちらも問題なく使用できます。

・Twitter

使用可能

互換性のある旧バージョンをインストールできました。

・Youtube

使用可能

LINE、Twitterと同じく互換性のある旧バージョンをダウンロードできました。

・Google Maps

使用可能

上に同じく、旧バージョンのダウンロードができました。Appleの純正Mapの精度が良ければGoogleマップはいらないんですけどね。。

・Netflix

使用可能

iPhone4Sでは使用不可だったNetflixですが、iOS10.3.4を搭載したiPhone5では視聴できました。iPhone5でネットフリックス見れます!

・ポケモンGO

使用不可

サポート端末がiPhone5S以降となっており、使用することができません。

・モンスターストライク

使用可能

なんの問題もなくダウンロードできます。処理の重たいゲーム系アプリは厳しいかなと思っていたので意外でした。

 

なんと今回調査した主要アプリはすべてインストールできました。iPhone5は意外と2020年現在でも実用性のあるモデルなのかもしれません。

iPhone11Proとのバックカメラ画質の比較

私がメインで使っていたiPhone11Proとの画質を比較してみましょう。

画素数
iPhone11Pro1200万画素
iPhone5800万画素

 

以下、左側がiPhone11Pro、右側がiPhone5で撮影した写真です。

・明るいところで撮った写真

Appleロゴが光るiPhoneを撮影しました。光源にピントをあわせると、iPhone5の方は全体的に暗さが目立ちます。

 

・暗所で撮った写真

iPhone11Proはナイトモードが発動しているため、非常に明るく写っています。iPhone5の方はぼやけていて何がなんだかわかりませんね。

・明るいところでとった写真2

やはりiPhone11Proの方が綺麗に写っていますが、iPhone5の方も酷いというほどではありません。

結論

iPhone5は現役で、、使えます!

nanoSIMを採用している、4G回線に対応している、主要アプリがインストールできる、といった点でiPhone11と同等です。もちろん処理速度やカメラの画質など多くの点で最新のiPhoneには劣ります。しかしiPhone5最大の魅力は手にピッタリ収まる画面サイズ、そして価格の安さ。中古なら5000円以下で入手可能です。iPhoneを使いたいけど、新しいモデルは高すぎる、という方にはおすすめできます。

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